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避妊道具はコンドームだけではない!避妊ゼリーの効果は?

2020年04月25日

避妊方法と聞くと多くの方は、コンドームや経口避妊薬(低用量ピル)を思い浮かべるかもしれません。コンドームや低用量ピルは妊娠を防ぐ効果が高く、世界中で多くの人がこの方法で避妊をしています。実はこれら以外の避妊方法もあり、状況に応じて自由に選ぶことができます。

誰でも簡単に購入することができる避妊具として、避妊ゼリーがあります。これはゼリー状の避妊具で、メンフェゴールと呼ばれる殺精子剤が配合されています。避妊ゼリーのメカニズムはシンプルで、メンフェゴールが膣内で精子を死滅させることで受精を防いで妊娠を防ぐことができます。避妊ゼリーの使用方法ですが、性交前に女性の性器に挿入しておくだけです。ゼリー状なので性交中に流出するのを防ぐことができますし、潤滑剤としての効果も期待できます。

低用量ピルのメカニズムは体の生理周期をコントロールすることで妊娠を防ぐので、何週間も前から薬を服用し続ける必要があります。これに対して避妊ゼリーは精子を殺傷することで妊娠を防ぐメカニズムなので、すぐに避妊効果を発揮します。ピルなどのホルモン剤は処方箋薬なので日本国内では一般向けには販売されておらず、医師の診察を受けて処方してもらう必要があります。殺精子剤であればコンドームと同じように一般向けに販売されているので、医療機関を利用せずに手軽に購入して使用することができます。

避妊ゼリーの注意点は、避妊効果を発揮するようになるまでに5分くらいかかることです。挿入後に5分経過する必要があり、少し待つ必要があります。殺精子剤の持続時間は挿入後5分経過後から60分間なので、60分以内に射精をしなければなりません。避妊ゼリーを使用する場合には、性交の際にメンフェゴールの持続時間(60分)を意識しておく必要があります。

避妊ゼリーは手軽にできる避妊方法のひとつですが、確実に避妊ができる訳ではないので注意が必要です。避妊ゼリーの失敗率は1~2割と高めなので、確実に避妊をするためにはコンドームと併用することが求められます。避妊ゼリーは、コンドームが破れたり外れたりした際の失敗率を下げる目的で使用するようにしましょう。

避妊ゼリーを単体で使用する場合は失敗率が高いのですが、ペッサリーやコンドームと併用するなどして補助的に使用することができます。コンドームと併用する場合は、潤滑効果も期待することができるというメリットがあります。